有名人とか浮気や不倫のニュースが多いよね
なんで、浮気しちゃうんだろ？
そうだねー
浮気や不倫は世間では厳しくみられるよね
でも、その人の人間性だけが問題とは限らないよ
生物の本能としてプログラムされていることかも‥‥
男女の脳の違いとは？
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浮気の原因について、科学的な研究によって男女別の脳の違いが浮気に影響していると言われています。これらの違いをしっかりと理解しましょう。
男性と女性の脳は、機能や構造において異なる特徴を持っているため、浮気の頻度やきっかけにも差があります。
そもそも人間は進化生物学的に一夫一婦制には向いていない
浮気するのはその人の性格や倫理観の問題が大きいと言われていますが、心理学や生物学の観点から見てみると本能的にプログラムされているため現代社会の常識と乖離しているだけかもしれません。
人間の性活動は他の生物と比べてユニークとされています。
女性の排卵時期は目に見えて分かりませんし、快楽を得るために性行為をします。そもそも性行為や睡眠は外敵に襲われる危険があるので回数が多いほど生き残れる可能性が低くなります。
人間と遺伝子が99.4%同じとされているボノボやチンパンジーなどは受精可能なメスのお尻が赤くなったり目に見えた変化があります。さらに人間のようにペアで夫婦になったりすることもありません。その他、多くの動物も同様に人間とは異なった性活動です。
これらのことから人間の方が奇妙な性活動をしていると言えます。
男性の脳と浮気の関係について
男性の脳は、性欲や冒険心を刺激するホルモンであるテストステロンがより活発に分泌されているため、浮気への誘惑に対してより敏感です。
また自分の遺伝子をより多く残す事をプログラムされているので多数の異性に興奮しやすいと言われています。
また、男性の脳は視覚的な刺激によって興奮しやすく、異性との関係が短期間で進展することが多いと言われています。
その理由としては男性は原始時代、様々な外敵や危険からコミュニティーや家族を守っていました。その際、視覚的に外敵をいち早く見つけるため視覚的な刺激に敏感だと言われています。
これらの特徴が男性の浮気傾向に影響を与えていると考えられています。
テストステロンについては以下の記事に詳しく書きましたので読んでみて下さい！
女性の脳と浮気の関係について
一方、女性の脳は感情や安心感を重視する部分が活発に働いています。
その理由としては女性は妊娠をして子供を育てる必要があります。女性は自分の子供を守り育てることが重要だと遺伝子にプログラムされているので、長期的に子供と自分を外敵や危険から守ってくれるパートナーが必要なのです。その際、重要なのが安心感や安定感なのです。
そのため浮気の原因としては、パートナーシップに不満や不安を抱えている場合が多く見受けられます。
女性は感情的なつながりや情緒的な安定を求める傾向が強く、これが浮気の背景になることがあります。
浮気の科学的な事実
ここでは科学的発見された事実を元に男女の脳の違いをご紹介します。
これらの事を知ることで浮気を防いだり、浮気をされた際、冷静に物事を捉えるうえでの大きなヒントになります。
男と女では浮気された時に心を痛める理由が違う
ジャーナル『Evolutionary Psychology』に掲載された2013年のある研究では、異性愛者の男性の大半は自分のパートナーが浮気相手に恋をしていないが、性的な関係を持っている時に強く怒りを感じると答えました。
この理由としては自分のパートナーが自分以外の遺伝子を持った子供を妊娠した場合、それに気づくことができずにその子供に労力や時間を費やす必要があるためです。男性は自分以外の遺伝子を持った子供は基本的に育てたくないという事です。
一方、女性の大半は、自分のパートナーが他の誰かと性的な関係を持っていなくても、パートナーが浮気相手に恋をした時に強く怒りを感じると答えました。
この理由としては仮に今のパートナーの子供を妊娠してた場合、子供を二人で育て、守る必要があります。そこでパートナーが性的な関係を持っていないとしても浮気相手に恋をしている状態だと自分と子供を守ってくれる安心感がなくなります。これらの事から女性は自分と子供を守ってくれないパートナーを許せないのです。
参考
配偶者に経済的に依存している人は浮気しやすい
学術誌『American Sociological Review』に掲載された2015年のある研究は、18～32歳の約2800人を対象に調査した結果、配偶者に全面的に経済的に依存している人は浮気をする可能性が高いことが分かっています。
これは、特に女性の配偶者に経済的に依存している男性に当てはまったそうです。妻に全面的に経済的に依存している男性の約15%が浮気していました。夫に依存している女性の場合では5%でした。
興味深いのは、配偶者より多く稼いでいる男性の方が浮気をあまりしないということです。しかし、世帯収入の70%以上を男性が稼ぐようになると、再び浮気しがちになります。
女性も配偶者より多く稼いでいる方が浮気をしないことが分かっています。
これらの事から「専業主婦」と「専業主夫」で比べても、男性の方がパートナーを裏切りやすい傾向にあるという事が分かります。
参考
https://www.asanet.org/sites/default/files/savvy/journals/CS/Jun15ASRFeature.pdf
精神的な浮気が増えている
American Association of Marriage and Family Therapyの調査によると、男性の約45%、女性の約35%が精神的な浮気をしたことを認めています。これは肉体的な浮気を認めた20%よりもかなり多い結果になっています。パートナーとの会話の中で反応が薄いや喧嘩の際、すぐに別れ話をする。などが指標になります。
精神的な浮気を相手がしているかどうかは分かりにくいですがその割合は肉体的な浮気よりもかなり多いのも事実です。
また現代ではSNSなどで様々な人と気軽に繋がることができるので気持ちが浮つく可能性も原始時代などのSNSがない時代に比べて多くなり新たな恋愛観での問題になっています。
参考
浮気を防ぐために知っておきたいこと
浮気を防ぐためには、男女別に対策を考えることが重要です。
以下に男女別に浮気を防ぐ方法について説明します。
男女別に浮気を防ぐ方法とは？
男性の場合、冒険心や新鮮さを満たすために、パートナーシップにアクティブに関与することが大切です。また、視覚的な刺激に振り回されず、パートナーとの感情的なつながりを重視することも浮気を防ぐポイントです。
女性の場合、パートナーシップに不満や不安を感じている場合には、オープンなコミュニケーションを行い、パートナーとの関係を改善することが重要です。
感情的なつながりや情緒的な安定を求めるため、パートナーシップを深める努力をすることも浮気を防ぐ手段となります。
脳の違いを理解してパートナーシップを築く方法
男女の脳の違いを理解し、パートナーシップを築くためには、相互の思考や行動の違いを尊重することが重要です。お互いのニーズや欲求を理解し、コミュニケーションを通じて共感し合うことが大切です。
また、感情的なつながりや情緒的な安定を大切にするために、お互いの感情に寄り添い、サポートし合うこともパートナーシップを築くうえで重要なポイントです。
科学的な知見を活かして幸せな関係を築く方法
男女別の脳の違いを理解し、科学的な知見を活かすことで、より幸せな関係を築くことができます。浮気をされた際、科学的な知見を活かして一旦冷静になりましょう。人間をプログラムされたロボットのように少し冷徹にみると良いでしょう。科学的な知見を踏まえつつ、パートナーシップを深める努力をすることが重要です。
また浮気をされて失恋に苦しんだ時に読む記事もありますので是非読んでみて下さい。
おすすめの本
『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』は、ジャレド・ダイアモンドによる進化の生物学から見て、人間の性が他の動物と比べてどれのように特異であるか、そしてその特異性がどれように進化したのかについて考察した本です。
本書では、人間の性が行った役割について、一夫一妻制を守ることや、楽しみのためにセックスをすることが挙げられています。が奇妙に進化した理由についても詳しく解説されています。
この本を読めば人間の性活動の奇妙さや面白さが学べると思います。
まとめ
以上が男女別浮気の原因に関する科学的な知見と、浮気を防ぐための方法についての解説です。
男女の脳の違いを理解し、お互いのニーズや欲求に寄り添いながら、幸せな関係を築いていきましょう。
